日本大学法学部は,政治経済学の研究拠点でもあります。政治経済学を研究する本学の教員が研究成果を論文として発表する場が,この『政経研究』です。年4回発行しています。法学部の本館,2号館,5号館,10号館,図書館で配布しています。また,第48巻より本ホームページ上でPDFを公開しています。本件に関するお問合せは,研究事務課までご連絡ください。
第54巻 第3号(2017年12月発行)
日本企業における中高年社員に対する退職管理の実態と課題 | 谷田部 光一 |
テレビにおける「八月ジャーナリズム」の歴史的展開 ― ドキュメンタリー番組の編成の変遷を中心に ― |
米倉 律 |
連結上の未実現利益に関する一考察 | 小阪 敬志 |
政党システムの制度化と政党競合の構造 | 荒井 祐介 |
第54巻 第2号(2017年9月発行)
小笠原返還における核持ち込み問題 | 信夫 隆司 |
女性活躍推進法と人材マネジメント | 谷田部 光一 |
アダム・スミスの商業社会における消費の意義 | 山口 正春 |
連結精算表の作成手続に関する一考察 | 小阪 敬志 |
アジア太平洋地域における戦時情報局(OWI) プロパガンダ・ラジオ ─ 朝鮮語放送の実態解明に向けた基礎的分析 ─ |
小林 聡明 |
第54巻 第1号(2017年6月発行)
M・ニーダムの政治原理に関する一研究 ─利益理論を中心に─ |
倉島 隆 |
RAS 法による投入係数の修正と生産技術構造の分析 | 武縄 卓雄 |
ALIBABA の光と影,躍進と諸問題
─高成長,偽造品売買,賄賂,粉飾と政治・投資家リスク─ |
簗場 保行 |
日本のDemocratic Capital と所得との相互関係に関する研究 | 坂井 吉良 坂本 直樹 |
第53巻 第4号(2017年3月発行)
第53巻 第3号(2016年12月発行)
外国為替資金特別会計の一般会計資金調達への貢献と同特別会計積立金制度廃止について | 横溝 えりか |
韓国の在外同胞政策と課題 | 孔 義植 |
ヘレン・テーラーとJ・S・ミル『自伝』 | 川又 祐 |
第53巻 第2号(2016年10月発行)
第53巻 第1号(2016年6月発行)
秋田県の地方創生 ―藤里町、にかほ市を中心として― |
山田 光矢 |
韓国の在外同胞に関する研究 | 孔 義植 |
日本企業における配置・異動とキャリア開発・形成 | 谷田部 光一 |
アダム・スミスにおける経済成長の意義 ―社会福祉との関連で― |
山口 正春 |
山本英政著『米兵犯罪と日米密約「ジラード事件」の隠された真実』明石書店二〇一五年七月 | 信夫 隆司 |
第52巻 第4号(2016年3月発行)
二〇一五年イギリス総選挙に関する 一考察―労働党の敗因と二大政党の課題― |
渡辺 容一郎 |
戦後ヨーロッパ統合とイギリス労働党 ―ヨーロッパ統合をめぐる政党政治― |
三澤 真明 |
観光インターンシップの多変量解析による国際比較 ―主成分分析による観光インターンシップの日米独比較― |
太田 和男 |
「ファイト・ルートヴィヒ・フォン・ゼッケンドルフ」 『有名な学者のこぼれ話と著書に関する情報』 (第十七巻,一七五八年,ハレ,出版、Ch・P・フランケン) |
ヨハン・ペーター・ニケロン著 フリードリヒ・エバーハルト・ラムバハ編 川又 祐 訳 |
沖縄の施政権移行期に交わされた密約 | 信夫 隆司 |
第52巻 第3号(2016年2月発行)
日本企業における人事等級制度と役職昇進制度の実態 | 谷田部 光一 |
現代抑止論:R.リューレ氏の理解する抑止論を中心に | 小林 宏晨 |
中間層の所得と所得再分配費用 | 坂井 吉良 |
第52巻 第2号(2015年9月発行)藤原 孝 教授 古稀記念号
第52巻 第1号(2015年6月発行)
人材育成のための人事評価制度 | 谷田部 光一 |
企業情報開示に関するひとつの考察 ―証券アナリストの視点から― |
田中 襄一 |
財政規律と日本の長期費用 | 坂井 吉良 |
第51巻 第4号(2015年3月発行)
第51巻 第3号(2014年12月発行)
人材育成における選択型研修と選抜型研修 | 谷田部 光一 |
優生学と社会政策 | 矢野 聡 |
所得か自立生活か:わが国の障害年金をめぐる今日的課題 | 山村 りつ |
スコットランド独立運動を通してみたイギリスの国政と地域政治 | 山田 光矢 |
ソーシャル・キャピタルからみた企業構造と不祥事との関連 | 稲葉 陽二 |
第51巻 第2号(2014年10月発行)日本大学法学部 創設百二十五周年記念号
イギリス二党制の地殻変動 ―イギリス独立党の台頭― |
杉本 稔 三澤 真明 |
ワンネーション・レーバーに関する考察 | 渡辺 容一郎 |
人民公社経営の解体、生産責任制の必然性と腐敗の萌芽 | 簗場 保行 |
アダム・スミスにおける労働と賃金 ―労働者福祉との関連で― |
山口 正春 |
段階取得に係る損益の経済的影響 | 小阪 敬志 |
政教社のロンドン海軍条約反対運動に関する一考察 | 石川 徳幸 |
福祉と優生学 | 矢野 聡 |
シティプロモーションにおける行政広報の役割 ―協働というブランドづくり― |
岩井 義和 |
障害者就労支援サービスにおける個別化の実現と費用分配に関する考察 ―IPSモデルの実施に関する調査を通じて― |
山村 りつ |
広告会社の事業ドメインの変化予測について | 湯淺 正敏 |
GDP上位5か国における国内生産額の変化に関する要因分析 | 武縄 卓雄 |
人的資本と民主主義および経済成長 | 坂井 吉良 |
第51巻 第1号(2014年6月発行)
日本の社会関係資本は毀損したか。 ─二〇一三年全国調査と二〇〇三年全国調査からみた社会関係資本の変化─ |
稲葉 陽二 |
ホッブズ『リヴァイアサン』 初版 Head 版(一六五一年)の異刷について |
川又 祐 |
企業情報開示の今日的課題とESG | 田中 襄一 |
わが国における福利厚生の現状とこれからの方向 | 谷田部 光一 |
20世紀後半の半世紀にわたる経済思想の進展とケンブリッジ大学経済学部の視点 ─私の経済に対する思考遍歴─ |
マイクル・ジョージ・クチンスキー 安藤 忠 山城 秀市 和田 万紀 訳 |
Dynamic Development of Competitive Hybrid Governance Structure in Supply Chain: A Longitudinal Qualitative Data Analysis | Tetsuya Usui |
経済構造と民主主義との相互関係に関する研究 | 坂井 吉良 |
第50巻 第4号(2014年3月発行)
観光インターンシップにおけるキャリア開発効果の国際比較 | 太田 和男 |
イタリア憲法における人権保障と欧州人権条約 | 庄司 克宏 東 史彦 |
EU法における視聴覚メディアサービスと文化 ―EU視聴覚メディアサービス指令の検討― |
鳩貝 真理 |
第50巻 第3号 秋山和宏教授古稀記念号(2014年3月発行)
アメリカ大統領候補者指名手続と投票者の投票動向 | 阿部 竹松 |
言語本質論の思想的拡張 ―吉本隆明の思想をめぐって― |
石川 晃司 |
強い絆が会社をつぶす ―ソーシャル・キャピタルからみた企業不祥事― |
稲葉 陽二 |
行政広報の現代的課題とコミュニケーション戦略 | 岩井 義和 |
制度改革による政党と政党システムの変容 ―日本のケース― |
岩崎 正洋 |
社会工学としてのエージェントベースシステム ―オルタナティブ通信システムの可能性と災害時の避難誘導システムを例として― |
神林 靖 |
ハリントンの政治制度原理に関する一研究 | 倉島 隆 |
H.J.ラスキの政治哲学の一考察 ―政治的権威についてR.M.マッキーヴァーとの比較・検討― |
桾沢 栄一 |
李明博政権の対北朝鮮政策について | 孔 義植 |
企業結合会計における公正価値測定に関する一考察 | 小阪 敬志 |
政軍関係のあり方に関する一研究 ―文民統制と安全保障のあるべき均衡に注目して― |
小森 雄太 |
地方における首長と議会の対立とその帰結 ―長野県と阿久根市を事例に― |
笹岡 伸矢 |
デモクラシーと革命のなかで 政治家トクヴィルの肖像 | 杉本 竜也 |
日華断交と日中国交正常化 ―自由民主党内の親台湾派の行動論理を中心に― |
田才 徳彦 |
リーニュ公とナポレオン | 玉井 通和 |
主席公選に関する一考察 | 照屋 寛之 |
日本人コロンビア移民の父・竹島雄三の移民論 | 長谷川 雄一 |
改革開放後の権力闘争について考察 | 日吉 秀松 |
新たな国際汚職行為防止法の考察 ―域外適用と Red Flag 対処義務― |
藤川 信夫 |
現代自由主義政治理論と多元主義 | 萬田 悦生 |
政府の原発事故対応と原発立地自治体住民の原発態度に関する考察 | 宮脇 健 |
わが国における労働時間の実態と労働時間管理の課題 | 谷田部 光一 |
平等と福祉 ―福祉権をめぐって― |
矢野 聡 |
租税原則学説における公平性の概念 | 藪下 武司 |
アダム・スミスとレッセ・フェール ―大学改革との関連において― |
山口 正春 |
滋賀県の平成の大合併とその後 ―滋賀県における広域行政の特徴と問題点― |
山田 光矢 |
イギリス政治の大統領制化に関する一考察 | 渡辺 容一郎 |
第50巻 第2号(2013年9月発行)
中国・朝鮮国境の争点 | 浦野 起央 |
ファイト・ルーデヴィヒ・フォン・ゼッケンドルフ ザクセン選帝公・ブランデンブルク選帝公枢密参議官 ハレ大学初代カンツラー 一六九二年没 | ヨハン・マティアス・シュレック 川又祐 訳 |
情報開示とコミュニケーションの具体化 | 田中 襄一 |
個人情報保護法制定過程に関する考察 | 藤井 昭夫 |
ドイツ同族大企業の法形態 | 吉森 賢 |
高田宏史著『世俗と宗教のあいだチャールズ・テイラーの政治理論』 | 藤原 孝 |
デフレーションと日本のAD・AS 曲線 | 坂井 吉良 |
第50巻 第1号(2013年6月発行)
国有企業娃哈哈(ワハハ)集団の変容 ―ダノンとの合弁、改組と宋慶後による支配の確立に よる家族企業化― |
簗場 保行 |
日本的雇用システムと賃金制度 | 谷田部 光一 |
朝鮮半島の領土論争 | 浦野 起央 |
ノモンハン戦の総括 | 秦 郁彦 |
行政相談委員のエンパワーメント ―Public Relations効果を中心に― |
岩井 義和 |
J・ハリントンのオシアナの代議院に関する一考察 | 倉島 隆 |
『暮らしの安心・信頼・社会参加に関するアンケート 調査』二〇一二年東京都九区調査の概要 |
稲葉 陽二 |
マヴィ・マルマラ号事件:イスラエル・トルコ関係 | 小林 宏晨 |
二院制度が民主主義の質と経済的パフォーマンスに与える 効果に関する研究 |
坂井 吉良 岩井 奉信 浅田 義久 |
第49巻 第4号 奥村大作教授古稀記念号(2013年3月発行)
明治前期の叛逆について ―大逆罪・内乱罪研究の前提として― |
新井 勉 |
民主化とガバナンス | 岩崎 正洋 |
政治制度の再検討 ―二院制と選挙制度を中心に― |
岩渕 美克 |
核持ち込みの事前協議をめぐる日米交渉 | 信夫 隆司 |
ドイツ・ユダヤ人にとっての異教徒間結婚Mischeheについて | 長沼 宗昭 |
都市アクターとしての大学 | 福島 康仁 |
域外適用と銀証分離の交錯 ―グロ-バル金融法制の新潮流― |
藤川 信夫 |
希望がなければ刑罰とはいえない | 船山 泰範 |
ダノンと娃哈哈の争いと中国リスク ―市政府と職員の株式所有権の突然の出現の考察を中心に― |
簗場 保行 |
西欧の自然観とその問題点 ―地球環境との関連において― |
山口 正春 |
地域主権改革と地方行財政 | 山田 光矢 |
ギュンター・グラス:「言わなければならない事」を巡る諸問題 | 小林 宏晨 |
ノモンハン事件の終結 | 秦 郁彦 |
災害と小規模自治体における自治 | 代田 剛彦 |
2011年イギリス国民投票と自由民主党 ―AVシステムは何故国民に拒絶されたのか― |
渡辺 容一郎 |
行政の組織内コミュニケーションに関する一考察 ―労使交渉を中心に― |
岩井 義和 |
政治思想・政治哲学としての保守主義における価値 ―イギリス・アメリカの保守主義を中心に― |
杉本 竜也 |
2009年新型インフルエンザに対する仙台市の広報とその影響に関する研究 | 宮脇 健 |
政軍関係研究試論 ―戦術・作戦領域への文民の過剰関与に注目して― |
小森 雄太 |
政治的観測と憶測 ―シャリエール夫人の見た仏革命前のオランダとフランスの政治状況― |
玉井 通和 |
整備主体の違いによる社会資本ストック生産力効果の比較分析 | 楠谷 清 |
第49巻 第3号 高木勝一教授古稀記念号(2013年1月発行)
【第1編 経済】 | |
第1章 税 | 安藤実,佐藤滋正,吉田克己,鶴田廣巳,長谷川一弘,吉牟田勲,藪下武司 |
第2章 経済成長 | 稲葉守満,本間祥介,坂井吉良司 |
第3章 日本経済 | 谷田部光一,武縄卓雄 |
第4章 国際経済 | 山城秀市,小林通,藤岡純一 |
【第2編 企業】 | |
第1章 企業・ビジネス | 稲葉陽二,簗場保行,北川道男,山上徹 |
第2章 法・契約 | 藤川信夫,野木村忠邦,松嶋隆弘,熊木秀行 |
【第3編 国家】 | |
第1章 国家・法 | 青山武憲,東和敏,関正晴,岩渕美克 |
第2章 公共 | 矢野聡,大浜賢一朗,斎藤英明 |
第49巻 第2号(2012年9月発行)
人材マネジメントと働きがい | 谷田部 光一 |
南シナ海の安全保障と戦略環境(2・完) | 浦野 起央 |
第23師団,壊滅す ―ジューコフの「傑作」― |
秦 郁彦 |
図書館員から枢密参議官(ゲハイマーラート)へ ―ファイト・ルートヴィヒ・フォン・ゼッケンドルフ(1626-1692)がザクセン・ゴータ国に勤務した時代(1646-1664)における経歴の諸相― | ハンスーイエルク・ルーゲ 川又 祐 訳 |
選挙制度による財政政策の相違と経済パフォーマンス | 坂井 吉良 坂本 直樹 |
第49巻 第1号(2012年6月発行)
第48巻 第4号(2012年3月発行)
J・ハリントンの平等な共和国(ないし自由国家)の一考察 | 倉島 隆 |
民主化の失敗と成功 | 岩崎 正洋 |
朝鮮半島における南北統合に関する研究 ―政治統合を中心に― |
孔 義植 |
草原の国境紛爭 ―第一次ノモンハン事件― |
秦 郁彦 |
憲法上の特徴と経済成長に関する研究ノート | 坂井 吉良 |
第48巻 第3号(2011年12月発行)
北海道における平成の大合併と地方分権改革 | 山田 光矢 |
ロバート・ケイガンの理解する世界秩序の現実とあるべき姿 | 小林 宏晨 |
憲法の制度的枠組みが生産性に与える効果に関する研究 | 坂井 吉良 岩井 奉信 |
第48巻 第2号(2011年10月発行)
鳥取県の平成の大合併の経過とその後 ―鳥取県の広域行政の実体をモデルとして |
山田 光矢 |
1990年代アメリカの貿易政策と合衆国輸出入銀行(Eximbank)の役割 | 山城 秀市 |
ドイツ同族大企業の公益財団と統治機構 ―ボッシュ公益財団とクルップ公益財団― |
吉森 賢 |
都道府県別のtax wedgeと所得格差 | 坂井 吉良 坂本 直樹 |