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司法書士科研究室

司法書士を志す学生のために設置された研究室です。

司法書士科研究室は,平成21年から本格的に稼働した研究室であり,司法書士を目指す学生の学習を支援することを目的として設立しております。
司法書士は,法律関係の資格のうちでも難易度が高いものとして知られ,学生の資格取得に対するニーズが高いにもかかわらず,試験内容の技術的性格等から,これまで正課教育において十分な対応がなされてきませんでした。

本研究室は,法職課程等の正課教育(法職課程の民事法特殊講義において,不動産登記法等登記関連の講義が置かれています。)や課外講座と連動し,本学教員・OBOG司法書士などが連携し,記述式科目を含め試験科目全般につき,十分な指導を行っていきます。

研究室生:34名(平成29年4月1日現在)

実績

平成21年に創設されたばかりの研究室で,合格実績は少なく思われるかもしれませんが,創設後わずか2年足らずの指導で,平成23年度に2名の合格者を輩出する快挙を達成しました。
司法書士科研究室出身の合格者はまだ少ないですが,日本大学出身の司法書士の先生方(約100名)が,様々な形で学習支援を行っており,今後ますます合格者を増やしていきます。

【平成28年度】

司法書士科研究室より1名

【平成27年度】

司法書士科研究室より2名

入室要領

【仮登録】

4月下旬から5月中旬にかけて,仮の入室手続き(仮登録)を実施します。
仮登録段階では,入室料はかかりません。
仮登録をするとOBOG司法書士によるゼミや合宿に参加することができます。

【入室試験・本登録】

10月〜11月にかけて入室試験を実施します。各学年の上位者には,研究室の自習室内に固定席が貸与されます。
入室試験の合格者は,10月〜11月にかけて本登録を実施します。登録料は,本学部在学生・大学院生は年間3千円,卒業生・他学部生は年間3万円です。

指導担当者

【指導教員・指導員】

本学部専任教員,本学部出身司法書士:13名

特色・活動

本研究室は,司法書士試験に特化した全国的にも珍しい組織であり,初学者から中・上級者までレベル毎にグループゼミを開講しており,全て本学部出身の司法書士により指導がなされています。個人の費用負担無しで受講できます。10人以下の少人数で実施されるため,非常に密度の濃いゼミとなっています。

また,秋に実施される入室・入替試験において各学年の上位者には,約20席ある固定席やロッカーが貸与され,土・日・祝祭日,夏季休暇期間等も含め,午前8時〜午後10時まで1年を通して自習できる環境が提供されます。
※学部行事等により臨時で自習席が利用できなくなる場合があります。

また,関連する図書を整備しており,大学は勉強するためのよりよい環境づくりに努めております。

【新入生ガイダンス】

本学部出身の司法書士による「司法書士の仕事」についての講話や,ゼミ講師によるゼミの要点等についての説明,及び新入生からの個別相談会も実施します。

【合宿】

学生の習得レベルに応じた少人数指導を実施します。