日本大学の理念は,歴史的にその中心的役割を担ってきた日本大学法学部にそのまま受け継がれています。
日本大学の理念
日本大学の教育理念は「自主創造」です。
日本人としての主体性を認識し,その上でグローバリゼーションに対応できる世界的視野で物事を捉え,それぞれが学ぶ領域や活動体験を生かし「自主創造」の気風に満ちた人材の育成を目指します。
目的及び使命
日本大学の教育理念は「自主創造」です。
「自主創造」とは,知的好奇心をもって自らが課題に取り組み,新しい道を切り開いていくことです。
日本大学の前身である日本法律学校の創立目的は,
「日本の法律は新旧問わず学ぶ」
「海外の法律を参考として長所を取り入れる」
「日本法学という学問を提唱する」
という3点。欧米法教育が主流な時代にあって,日本法律を教育する学校の誕生は,大いに独自性を発揮することとなりました。その後,大正3年(1914)に「日本大学建学の主旨及び綱領」の制定,昭和24年(1949)に「日本大学の目的及び使命」の制定,さらに,改訂の検討や数年間の審議を経て,昭和34年(1959)本学70周年を迎える際に,現在の表現に改訂しました。
そして平成18年,現在の社会状況に即応し,かつ本学の総合性を発揮することを目的として,本学の新しい理念及び目的が検討された結果,平成19年,本学の教育の理念と目的が「自主創造」とされました。
このように,本学の教育理念は,社会状況の変化に応じて,幾度かの改訂・制定が実施されましたが,本学の伝統・学風は,表現はかわりつつも,現在に脈々と受け継がれています。